昨年の9月15日、その名前の方へと、吸い寄せられるように登って行った蒼蘭(そら)くん。たくさんのお客様に可愛がられ、たくさんのワンちゃんと遊んで・・・・たくさんの幸せな思い出を残していってくれたそらくんは今、そんな思い出を抱いたまま、それでもだいぶ軽くなった体で、のんきと上の空に磨きをかけながら元気に駆け回っていることでしょう。
今日はそんな蒼蘭君の一周忌。蒼蘭君のことをとっても可愛がってくださっていたお客様からは、お花や大好きだったチーズを頂きました。幸せ者だなあ。蒼蘭君や。幸せをいっぱいもらって、幸せをたくさん振りまいて。本当に幸せ者だったなあ。

先月二代目看板犬としてやってきた「きなこちゃん」と遊んでいると、突然小さかった蒼蘭君のことを思い出したりします。鳴き声まで思い出させるんだから、たいしたものです。そんな時は、世話好きな蒼蘭君が今頃、きなこちゃんのまわりで困った顔をしながら見守っているんだなあと思うことにしています。
あれ、そういえばきなこちゃん、だんだん蒼蘭に似てきたかい?
生後二か月のきなこちゃんは柴犬とラブラドールのMIX。ラブラドールの血が強いかな〜、と思っていたのですが、だんだん耳が立ってきたみたいです。蒼蘭君は柴犬とボーダーコリーのMIX。ひょっとしたら兄弟わんこさながら、そっくりになるのかもしれません。
 

 
収穫されたルバーブたちはAkabekoの厨房に、従業員たちが朝食のトーストに塗るジャムとなるべく迎えられた。
大鍋にはすでにいくつもの空き瓶が沈められ、ぐつぐつと煮え立つ湯の中で踊るような寝返りを繰り返している。ルバーブたちの新たな住み家となることを、喜ぶというよりは面白がっているようだ。
きれいに洗われたルバーブたちは、まな板の上に転がされ、息をのむように身を固くした。


 ルバーブを切るときは、長めの包丁を一気に、長く、滑らせるように押し切らなければいけない。一度刃が止まってしまうと、両脇から吸盤に挟まれたかのようにピクリとも動かないことがあるからだ。

 そんな時はルバーブの断面を見てみよう。丸顔のネコか、キツネのような形をしている。一番固いのは耳と額にあたる部分だ。これを上に向けてまっ先に切ってしまえば、少なくとも最後の最後で刃が食い込んだまま鋸を動かすような間抜けな動きを繰り返さずにすむ。
 さて、切られたルバーブたちはつづいて砂糖まみれになった。
この段になってさっきまで燦々と輝いていた太陽も形を潜め、激しい雨が降ってきた。程よい湿り気は、火にかける前のルバーブと砂糖をなじませるのに一役かってくれる。今日は絶好のジャム日和だ。
 まるで、これから新しく生まれ変わるルバーブたちを祝福しているような。
それは恵みの雨だった。


 透き通った砂糖とともに火にかけられたルバーブはこれから、長い長い時間煮詰められる。彼らの一生で換算すれば、それは人の生涯でいう半生以上の時だろう。そうしてできあがったルバーブのジャムを、私たちは明日から少しずつ、分かち合って。甘酸っぱいルバーブの香りは、かつて彼らがそうしたように、私たちを夏の日差しの中へと駆り立てるのかもしれない。この嵐が過ぎれば。

                                                                 完




Rhubarb

ルバーブ哀愁 さて、今回登場したのは真っ赤な茎が食欲を注るハーブ、東洋医学では漢方『大黄』
としても知られるルバーブです。
 ほんのり染まった茎の色を見れば分かる通り(分かるか)大きく広がる葉っぱに小さな花をちょこんと咲かせる、恥ずかしがりやな奴でもあります。
食欲・消化を促進し、胃腸の調子を整えてくれる、夏バテにぴったりの多年草です。
茎はジャムや砂糖煮にしてトーストにぬったり、パイに入れたり。飲みづらい重いワインの中に一かけ落とせば味を軽くしてくれます。
 毒素があり食べられない葉っぱも、銀磨きや虫よけになるんですよ!





 

 
福島市で、40℃越えの猛暑日を記録したのは昨日のこと。
避暑地として名高いここ裏磐梯も例外ではなく、めったにお目にかかることのない30℃の知らせに、嵐前の常套句はどこへやら。Akabeko事務所内には「暑い」「茹る」の大合唱が響いた。
一晩たち、相変わらずの日差しの中にもかろうじて朝風の涼しさが感じられる今日、待ちに待ったルバーブの収穫が行われた。

夜のうちに冷やされた土は冷たく、しっとりと心地良い。
それでも外に立ちかがみこんでいるうちに、照り付ける日差しに汗がにじむ。裏磐梯人は暑さにはめっぽう弱い。これが昨日のことだったら、1分と持たずに事務所へ飛んで帰り窓を全開に開け放したことだろう。

ルバーブ収穫
収穫されたルバーブたちは眉間にしわを寄せる私たちをおかしげに眺めながら、太陽の光をめいっぱい浴びて心地よさそうに光っていた。

これから彼らは厨房に運ばれる。ともに育った庭のラベンダー達が風に吹かれる様子は、
心なしか少し寂しそうだった。
good-bye-Lavender

                                          
 

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